静岡フィルハーモニー管弦楽団が、静岡県中部に在住のアマチュア音楽家が集まって発足して以来4５年余を数えます。

この間、故石丸寛先生を始め、よい指導者に恵まれ、中国（３回）、アメリカ（2回）、ヨーロッパ、イギリス(２回)、と8度の海外公演を行うなど、着実な発展を遂げて参りました。また、地元の合唱団やバレエ団、オペラ協会などと提携した演奏会を開き、静岡青年会議所主催のフレッシュコンサートや市民文化祭に出演するなど、静岡市の文化活動にも多くの貢献をして来ました。その活動は静岡の誇りの一つであると云ってもよいと思います。

最近、この静岡にも静岡市民文化会館以外に静岡音楽館AOiを始め、グランシップや清水マリナート等々、演奏会の場所も相次いで整備されて来ました。これに合わせて、その中身となる地域の音楽活動を盛んにして行くことが必要で、市民のオーケストラとしての静フィルのさらなる成長がのぞまれます。

この静フィルの活動を資金面で支え、名実共に市民のオーケストラとして成長していって貰おうという趣旨のもとに、平成5年6月に静フィルの後援会(初代会長 中村武氏)が発足し、多勢の市民の方々のご協力をいただき毎年同管弦楽団に資金的な援助を行って参りました。

より明確に活動状況を皆様にご報告の責任を果たすべく、平成27年５月に特定非営利法人静岡フィルハーモニー管弦楽団後援会として認証を受け、新たに活動の輪を広げる思いで再スタート致しました。

一人でも多くの市民の方に、静フィル後援会に御加入いただき、同管弦楽団を通して音楽活動に物心両面からのご支援を賜りたく、お願い申し上げる次第です。